当ブログでも利用している”WordPress”はオープンソースのブログツールです。MAMPを使えばWebサーバーを使わずにWordPressのテスト環境が構築できますので、カスタマイズ実験をするにはすごく便利ですね!今回はWindowsのMAMPを使ってみます。
MAMPへのWordPressインストール手順
MAMPの初期設定
まずはMAMPを起動させ、左側のPreferences(環境設定)をクリックします。
[ Start/Stop ]タブではStop Servers when quitting MAMPにチェックを入れることをおすすめします。MAMPウインドウを閉じたときに、サーバープログラムも同時に終了してくれます。
[ Port ]タブを選択し下部にあるSet Web&MySQL ports to 80&3306をクリックしておきましょう。[ Web Server ]タブにはあとでWordPressデータを入れる場所が書いてあります。
確認が終われば[ OK ]をクリックして設定画面を終了させます。
データベースを作成する
MAMPアプリでOpen start pageをクリックするとMAMPの管理ページが立ち上がります。
WordPressを利用するには”データベース”というサイトを構成するデータの倉庫を用意する必要がありますので、先にデータベースを用意しましょう。”MySQL”にあるphpMyAdminというリンクをクリックします。
上メニューのDatabases(データベース)タブを開き、入力欄にデータベース名を入力します。名前は何でもOKです。今回は[ wp-base ]とししておきます。[ 照合順序 ]はutf8_general_ciを選択し、右側にある[ Create(作成) ]ボタンをクリックします。
WordPressを入手する
次はWordPressのデータファイルを入手します、公式サイトからダウンロードしましょう。
WordPressをダウンロード&解凍したら、MAMPアプリの[ Web Server ]タブで指定されていたフォルダ(初期設定のままであれば、Cドライブ内の[ MAMP ]→[ htdocs ])へwordpressフォルダの中身をすべてコピーしましょう。
WordPressをインストールする
改めてMAMP管理ページを開きMY WEBSITEを開きます。閉じてしまっている場合は、MAMPアプリの[ Open WebStart page ]をクリックすれば開きます。
ここからWordPressをインストールしていきます。「さぁ、始めましょう!」
ここにはデータベースの情報を入力します。MAMP管理ページの”あとで使う”としていた情報です。
データベース名
phpMyAdminで作成したデータベース名を入力します。今回はwp-baseとしていました。
ユーザー名、パスワード
初期値の”root”です。
データベースのホスト名
初期値の”localhost”です。
テーブル接頭辞
変更しなくてOKです。
データベースの情報に誤りがなければインストールを実行できます。
最後に、管理者の設定を行います。これらはあとから変更できます。
サイトのタイトル
そのまんまです。
ユーザー名、パスワード
WordPressへログインするための情報です。自由に決めることができますが、絶対に忘れないようにしましょう。今回はPC内にWordPress環境を用意するだけですので、”admin”や”password”といったありがちなものでも問題ないですが、本番サイトをWebサーバーへインストールする場合はもう少し複雑なものが良いと思います。
メールアドレス
これも何でも良いです。本来は管理者メールアドレスを入力します。
検索エンジンでの表示
今回は必要ありません。
WordPressにログインしてみる
先程設定したユーザー名とパスワードでログインしてみましょう。
WordPressの管理画面です。ここでサイトの設定をしたり、ブログであれば記事を書いたりします。WordPressはいろんなカスタマイズができるのでこの非公開環境を使っていろいろテストしてみると良いと思います。左上のサイト名をクリックするとサイトの表示もできます。デザインは初期のテンプレートのままです。