VPNを構築するためには接続先のグローバルIPアドレスが必要ですが、ヤマハルーターの場合はグローバルIPアドレスを固定化するプロバイダ契約がなくてもネットボランチDNSサービスを使えば問題なくVPN環境を構築することができます。
ネットボランチDNSサービスはグローバルIPアドレスの代わりに使うものなので、ルーターはインターネットに接続していることが条件となります。
ルーター機種毎のネットボランチDNS取得方法
NVR500/RT107e/RTX810
※画像はRTX810のものです。
トップページの詳細設定と情報をクリックします。
NVR500はトップページに電話メニューがありますが、選択するものは同じです。
“その他の設定”にあるネットボランチDNSホストアドレスサービスの設定を選択します。
“ホスト名”の入力欄に自分のルーターに登録したい名前を入力します。もし2つ以上プロバイダ登録をしている場合は”接続プロバイダ”でネットボランチDNSサービスに登録したいものを選択します。
設定を確定させればネットボランチDNSサービスに登録することができます。
入力したホスト名.aa☓.netvolante.jp
これがグローバルIPアドレスの代わりとなるネットボランチDNS名です。真ん中のaaのあとには数字が付きます。だいたい0ですが、同じ名前がサーバー側ですでに取得されていれば1や2になります。
ネットボランチDNSを削除する場合
ルーターを入れ替えする場合などはネットボランチの削除が必要です。登録したときのネットボランチDNSホストアドレスサービスの設定から削除を行うことができます。
NVR510/RTX830/RTX1210
※画像はRTX830のものです。
トップページのかんたん設定をクリックします。
ネットボランチDNSを選択します。
“ホスト名”の入力欄に自分のルーターに登録したい名前を入力します。もし2つ以上プロバイダ登録をしている場合は”インターフェース”でネットボランチDNSサービスに登録したいものを選択します。
設定を確定させればネットボランチDNSサービスに登録することができます。
入力したホスト名.aa☓.netvolante.jp
これがグローバルIPアドレスの代わりとなるネットボランチDNS名です。真ん中のaaのあとには数字が付きます。だいたい0ですが、同じ名前がサーバー側ですでに取得されていれば1や2になります。
ネットボランチDNSを削除する場合
ルーターを入れ替えする場合などはネットボランチの削除が必要です。登録したときのネットボランチDNSから削除を行うことができます。
コマンドでのネットボランチDNS取得
RTX110/RTX1200
コマンドで設定する機種もあります。コンソールケーブルを使ってコマンド入力しましょう。
netvolante-dns hostname host pp 希望するホスト名
netvolante-dns go pp 1
コマンドで設定する場合はセーブを忘れずに。
登録しているネットボランチもコマンドで確認できます。
コマンドでネットボランチDNSを削除する場合
削除する場合のコマンドです。